枚方市でペアローン中の家を売却したいものの、「2人分の住宅ローンが残っていても売れるのか」「離婚するので名義を外したい」「売却代金で完済できるか分からない」と悩んでいませんか。
ペアローン中でも、条件を満たせば家は売却できます。ただし、2本の完済予定額、登記上の所有者と持分、抵当権、売却代金の配分を同時に整理しなければなりません。一方だけの判断や売出価格だけの計算では、契約・決済が止まるおそれがあります。
この記事では、売却条件、手取り額、共有名義・離婚時の注意点を解説します。株式会社藤原不動産では、査定と2人分の残債から、売却後の残額または不足額を整理します。
💡 この記事でわかること
- ペアローン中の家を通常売却できる条件
- ペアローンと収入合算の違い、売却前の確認項目
- 売却価格ではなく手取り見込みで判断する理由
- 共有名義の家を売るときに必要な同意
- 離婚時に一方だけをローンから外せない理由
- オーバーローンになった場合の選択肢
- 査定から2本のローン完済までの流れ
結論|2人分の残高・名義・持分を同時に確認すれば売却できる
ペアローン中の家を売却する場合、原則として引渡しまでに2本の住宅ローンを完済し、設定されている抵当権を抹消できる状態にします。売却代金で完済できるかは、次の式で判断します。
売却価格 − 売却諸費用 − 2本の完済予定額 = 売却後の残額または不足額
売出価格と残高を直接比べず、仲介手数料、抹消登記費用、繰上返済手数料、必要な工事費などを差し引いた手取り見込みで確認します。
| 状況 | 売却の考え方 | 次に確認すること |
|---|---|---|
| 手取り見込みが2本の完済額以上 | 通常売却を進めやすい | 各金融機関の完済・抹消手続 |
| 不足するが自己資金で補える | 補填できれば通常売却を検討可能 | 不足額と決済日の資金準備 |
| 不足額を用意できない | 通常売却のままでは抵当権を外せない | 返済中の金融機関へ早期相談 |
| 一方が住み続けたい | 売却以外の方法も比較する | 借換え、債務引受、持分移転の審査 |
共有名義の家全体を売るには、原則として共有者全員の同意が必要です。債務者と所有者は別の情報なので、返済予定表と登記を確認します。
💡 POINT
「査定価格」「2本の残債」「売却諸費用」「登記持分」を一枚にまとめると、通常売却・自己資金補填・金融機関への相談を判断しやすくなります。
ペアローンとは?収入合算・連帯債務との違い
ペアローンとは、夫婦や親子などが同じ住宅を購入するために、それぞれ住宅ローンを契約する方法です。三菱UFJ銀行もペアローンを同一物件について各自が住宅ローンを申し込む方法と説明しています。
| 借入方法 | ローン契約 | 主な特徴 |
|---|---|---|
| ペアローン | 原則2本 | それぞれが債務者となり、自分のローンを返済する |
| 収入合算(連帯保証型) | 原則1本 | 主債務者の収入へ他方の収入を合算する |
| 連帯債務 | 原則1本 | 2人が同じ債務を負う形となる |
保証関係や持分は商品・契約で異なります。ローン契約書、返済予定表、登記事項証明書で契約形態と持分を確認しましょう。
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ペアローン中の家を売却する前に確認する5項目
1|登記名義人と持分
土地・建物の登記事項証明書で、所有者、持分、抵当権者、債務者を確認します。共有物全体の売却には原則として共有者全員の同意が必要です。住所・氏名が現在と異なる場合は、必要な登記も司法書士へ確認します。
2|2本それぞれの完済予定額
返済予定表だけでなく、売却予定日現在の完済予定額を各金融機関へ確認します。日割り利息や繰上返済手数料により表示残高と必要額が異なることがあるため、借入先、債務者、連絡窓口、申込期限を2本に分けて整理します。
3|抵当権の内容
決済では、売買代金でローンを完済し、抵当権抹消書類を受け取って、所有権移転登記と抵当権抹消登記を連動させるのが一般的です。三井住友銀行は同行の申込期限を決済の3週間前などと案内していますが、期限と方法は金融機関ごとに異なるため、各借入先へ早めに確認してください。
4|査定価格と売却諸費用
査定額は成約を保証する価格ではありません。複数の価格帯から、仲介手数料、登記費用、金融機関手数料、印紙税、必要な工事費などを個別に差し引いて手取りを試算します。
5|2人の売却意思とスケジュール
最低売却価格、引渡し時期、残置物、価格変更の判断方法まで共有者間で合意します。連絡が取れない、紛争中などの事情があれば、販売前に弁護士や司法書士へ相談してください。
売却代金で完済できるか|手取り額の計算例
次は仕組みを理解するための仮定例であり、株式会社藤原不動産の成約事例や実際の見積りではありません。
完済できる例
- 仮の売却価格:4,000万円
- 仮の売却諸費用:150万円
- Aさんの完済予定額:2,000万円
- Bさんの完済予定額:1,500万円
4,000万円 − 150万円 − 3,500万円 = 350万円
この例では350万円が残る計算ですが、固定資産税等の精算、引越し費用、譲渡所得税などは別途確認します。
不足する例
- 仮の売却価格:3,400万円
- 仮の売却諸費用:140万円
- 2本の完済予定額合計:3,500万円
3,400万円 − 140万円 − 3,500万円 = マイナス240万円
この場合、原則として不足する240万円を自己資金などで補う必要があります。補えず返済継続も困難なら、契約前に2本の借入先へ相談してください。住宅金融支援機構の任意売却手続でも、債権者が売出価格や抵当権抹消を審査し、承諾後に契約する流れが示されています。利用可否と残債の返済方法は個別協議です。
⚠️ 注意
「売却価格がローン残高を上回るから大丈夫」とは限りません。比較するのは、売却諸費用を差し引いた手取り見込みと、決済日現在の2本の完済予定額です。
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売却代金の分け方と譲渡所得は持分を基準に整理する
共有名義の家を売却した代金や譲渡所得は、単純に2人で半分ずつとは限りません。国税庁は共有のマイホームを売ったとき、譲渡所得の計算を各共有者の所有権持分に応じて行い、3,000万円特別控除の適用可否も共有者ごとに判定すると案内しています。
残額の分け方は、登記持分、購入時の資金負担、財産分与などを踏まえて決めます。持分と異なる配分には贈与等の論点が生じ得るため税理士へ、離婚条件の対立は弁護士へ、登記は司法書士へ確認してください。
離婚時|一方が家に住み続ける場合も銀行の承認が必要
離婚協議書で一方が返済すると決めても、金融機関との契約から他方が外れるわけではありません。債務者、保証関係、担保提供者などの変更には金融機関の承認や審査が必要です。
| 選択肢 | 主な確認事項 | 注意点 |
|---|---|---|
| 家を売却して2本とも完済 | 査定、手取り、完済額 | 売却条件に2人の合意が必要 |
| 一方が借換えて住み続ける | 単独での返済能力、審査 | 審査通過は保証されない |
| 持分を一方へ移す | 金融機関承認、登記、税務 | ローンだけを残すことは避ける |
| ペアローンを残したまま住む | 返済・費用分担、将来の売却 | 関係が続き、延滞時に双方へ影響 |
売却か居住継続か決まっていない段階では、査定額、2本の残債、単独借換えの可能性を比較します。
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枚方市でペアローン中の家を売却する流れ
STEP 01|登記・ローン・購入時資料を集める
登記事項証明書、売買契約書、ローン契約書、返済予定表、固定資産税納税通知書を確認します。土地と建物の持分を両方見ます。
STEP 02|2人の希望条件を整理する
売却理由、希望時期、最低手取り額、内覧対応、共有者間の連絡・意思決定方法を決めます。
STEP 03|査定と手取りシミュレーションを行う
複数の想定価格から諸費用と2本の完済予定額を差し引き、残額または不足額を計算します。
STEP 04|必要に応じて金融機関へ事前相談する
完済申込の期限、必要書類、抵当権抹消書類の受領方法を確認します。不足見込みなら、査定資料を用意して早期に相談します。
STEP 05|売出条件を決めて販売する
2人が合意した条件で販売します。不具合、修繕履歴、境界、設備状態などは通常の売却と同様に調査・告知します。
STEP 06|契約・完済申込み・決済準備を進める
契約後、2本の完済を申し込み、司法書士・金融機関・買主側で送金先、抹消書類、所有権移転書類を調整します。
STEP 07|決済日に完済・抹消・引渡しを行う
売買代金で2本を完済し、司法書士が所有権移転と抵当権抹消を申請するのが一般的です。残金を精算して物件を引き渡します。
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ペアローン中の家の売却で起こりやすい5つの失敗
1|片方のローン残高だけで判断する
ペアローンは2本の契約です。両方の完済予定額、手数料、抵当権を確認しなければ、決済に必要な金額を誤ります。
2|査定額をそのまま手取り額だと思う
査定額は成約価格や手取り額ではありません。諸費用を差し引き、価格変更があった場合も不足しないか確認します。
3|ローン名義と登記名義を同じだと思う
債務者と所有者は別の概念です。契約書と登記を照合し、誰の同意・署名・登記書類が必要かを整理します。
4|離婚協議書だけでローンから外れると思う
当事者間の合意だけでは、金融機関との契約は変更されません。売却、借換え、債務引受のいずれも金融機関への確認が必要です。
5|金融機関への連絡を決済直前まで待つ
完済と抵当権抹消書類の準備には、金融機関所定の期間が必要です。2本の手続を同じ決済日に合わせるため、早めに連絡します。
株式会社藤原不動産がペアローン売却で整理できること
株式会社藤原不動産では、枚方市の査定とともに次の情報を整理します。
- 登記名義人、持分、抵当権の確認
- 2本それぞれの完済予定額と連絡先の整理
- 売却価格帯ごとの諸費用・手取りシミュレーション
- 通常売却、買取、住み替えを含む販売方法の比較
- 決済日に向けた金融機関・司法書士との日程調整
- 必要に応じた司法書士、税理士、弁護士への確認事項の切り分け
金融機関の審査、税務判断、法律紛争の解決は代行できませんが、査定と手取り額を具体化し、確認先を切り分けます。
よくある質問
Q1. ペアローンが残っていても家を売却できますか?
はい。原則として引渡しまでに2本を完済し、抵当権を抹消できれば売却できます。査定額から諸費用を引き、2本の完済予定額と比較します。
Q2. 共有名義の一方が売却に反対していても売れますか?
家全体の売却には、原則として共有者全員の同意が必要です。自分の持分だけを売る方法とは買主層や価格が異なり、ペアローンの担保関係もあるため、無断で進めず弁護士・金融機関を含めて相談してください。
Q3. 売却代金で2本のローンを完済できない場合はどうなりますか?
不足額を自己資金で補えれば通常売却を検討できます。補えず返済も困難な場合は、売買契約前に各金融機関へ相談し、任意売却を含む対応の可否を確認します。金融機関の承諾なく抵当権を外すことはできません。
Q4. 離婚後、一方だけが住み続けてローンを払えますか?
当事者間では合意できますが、他方を債務者や保証関係から外すには金融機関の承認が必要です。一方の単独借換え、債務引受、持分移転には審査・登記・税務確認が伴います。
Q5. 売却後に残ったお金は半分ずつですか?
必ず半分ずつとは限りません。登記持分、購入資金の負担、各ローンの返済、離婚時の財産分与などを踏まえて整理します。譲渡所得は原則として所有権持分に応じて計算するため、持分と異なる配分は税理士へ確認してください。
Q6. まだ2人の意見がまとまっていなくても査定できますか?
査定と手取りシミュレーションは可能です。ただし、販売開始や売買契約には所有者の意思確認が必要です。まず価格帯、残債、不足額を数字で示すと、売るか住み続けるかを話し合いやすくなります。
まとめ|ペアローン売却は「2本の残債」と「共有名義」を一緒に整理する
- ペアローン中でも、2本を完済して抵当権を抹消できれば売却できる
- 売却価格ではなく、諸費用控除後の手取り見込みと2本の完済予定額を比較する
- 共有名義の家全体を売るには、原則として共有者全員の同意が必要
- 離婚時の当事者間合意だけでは、ローン契約の債務者を変更できない
- 完済できない見込みなら、契約前に金融機関へ相談する
💬 こんな段階でもご相談ください
- ペアローン中の家がいくらで売れるか知りたい
- 2本のローン残高は分かるが、手取り額を計算できない
- 離婚に伴い、売却と単独名義への変更を比較したい
- 売却代金で完済できるか不安
- 共有者と話し合うための査定資料がほしい
- どの時点で金融機関へ連絡すべきか整理したい
株式会社藤原不動産では、枚方市の物件を査定し、2本の完済予定額、売却諸費用、登記持分を踏まえた手取り見込みを整理します。売却を決める前の無料査定や比較相談も可能です。電話相談は 072-300-2375、または公式サイトのお問い合わせフォームからご連絡ください。






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