河内長野市で家を買いたい。 でも、昔のクレジットカードやローンの支払いを思い出して、 「自分はブラックかもしれない」と不安になっている。
そのような方から住宅ローンについて相談を受けることがあります。
例えば、
・携帯電話料金を遅らせたことがある
・スマートフォン本体を分割購入していた
・カードローンを利用したことがある
・消費者金融から借りたことがある
・債務整理をしたことがある
・以前住宅ローン審査に落ちた
こうした経験があると、 インターネットで「住宅ローン ブラック」と検索して、 自分では状況が分からないまま住宅購入を諦めてしまうことがあります。
信用情報にはクレジットやローンの契約内容や支払い状況など、 客観的な取引事実が登録されます。
そのため、 「昔一度支払いが遅れた=ブラック=住宅ローンは一生無理」 と単純に判断することはできません。
この記事では、 河内長野市で住宅購入を検討しているものの、 信用情報に不安がある方へ、 住宅ローンを考える前に何を確認すればよいのかを解説します。
「ブラックリストに載っている」とはどういうこと?
住宅ローンについて調べていると、 「ブラック」 「金融ブラック」 「ブラックリスト」 といった言葉をよく見かけます。
しかし、 少なくともCICは公式に 「ブラックリストという名のリストはありません」 と案内しています。
CICが保有しているのは、 クレジットやローンについての客観的な取引事実を表す信用情報です。
支払いが遅れた場合には、 その内容が事実として信用情報へ反映されます。
大切なのは、 自分について現在どのような情報が登録されているのか、 何の支払いが気になっているのかを整理することです。
そもそも信用情報とは?
信用情報とは、 クレジットやローンの契約や申込みに関する情報です。
CICでは、 信用情報を 「客観的な取引事実を登録した個人の情報」 と説明しています。
・契約した会社
・契約内容
・契約年月日
・契約額
・請求額
・入金額
・残高
・返済状況
・入金状況
・申込情報
などが登録されます。
金融機関やクレジット会社等は、 信用情報を与信判断の参考資料の一つとして利用します。
CICも、 加盟会員が信用情報を参考資料として、 自社の審査基準と照らし合わせて総合的に与信判断すると説明しています。
昔の支払い遅れがあるだけで住宅ローンは無理?
住宅ローン相談で特に不安になりやすいのが、 過去の支払い遅れです。
「20代前半にカードを遅らせた」 「昔、引落口座へ入金するのを忘れた」 「携帯電話の支払いで心当たりがある」 など、内容はさまざまです。
ただし、 「支払い遅れ」という言葉だけでは、 現在の信用情報がどうなっているのかまでは分かりません。
・何の支払いだったか
・いつ頃だったか
・何回程度だったか
・その後支払ったか
・現在も契約が残っているか
・ほかに気になる契約がないか
数年前の出来事で正確に覚えていない場合は、 記憶だけで「ブラックだから無理」と決めるのではなく、 本人開示で現在の信用情報を確認する方法があります。
携帯料金の遅れ=必ず信用情報に載る、ではない
「昔、携帯料金を遅らせたことがあるからブラックだ」 と心配している方もいます。
ここでは、 携帯電話の通信料金と、 スマートフォンなど端末本体の分割払いを分けて考える必要があります。
スマートフォン本体を分割払いで購入している場合、 端末代金についてクレジット契約として信用情報に関係することがあります。
契約内容が分からない場合は、 当時どのような契約をしていたのかから確認します。
ブラックが心配でも「過去」だけでなく現在の借入を見る
昔の支払いばかり気にしてしまいますが、 住宅ローンを考えるなら現在の借入も重要です。
・自動車ローン
・カードローン
・キャッシング
・教育ローン
・クレジットカードの分割払い
・リボ払い
・その他のローン
そして、 それぞれについて 残高と毎月返済額 を確認します。
「車ローンがあるから住宅ローンは絶対無理」 という話ではありません。
反対に、 「残り50万円しかないから関係ない」 と自己判断するのも避けます。
現在の返済と、 新しく組む住宅ローンを合わせて考える必要があるためです。
自分の信用情報は本人開示で確認できる
過去の支払いについて記憶が曖昧で、 現在どのような信用情報が登録されているのか確認したい場合には、 本人開示という方法があります。
代表的な信用情報機関は、 次の3機関です。
クレジット会社等との契約内容や支払い状況などの信用情報を取り扱います。
JICC
加盟会員とのローンやクレジットについて、 契約内容や返済状況等の信用情報を取り扱います。
全国銀行個人信用情報センター(KSC)
全国銀行協会が運営する個人信用情報機関です。
本人開示によって、 現在自分についてどのような信用情報が登録されているのかを確認できます。
現在の信用情報を自分で確認するための制度です。
信用情報には登録期間がある
「昔の情報は一生残るのでは?」 と心配する方もいます。
信用情報は、 すべてが永久に登録され続ける制度ではありません。
例えばCICでは、 申込情報は照会日から6か月間、 クレジット情報は契約期間中および契約終了後5年以内など、 情報の種類ごとに保有期間を定めています。
契約終了時期や登録されている情報の種類によって異なるため、 気になる場合は現在の情報を本人開示で確認します。
信用情報を開示しても住宅ローンの合否までは分からない
ここは非常に重要です。
信用情報を開示して、 自分では特に問題が見当たらなかったとしても、 住宅ローンの承認が保証されるわけではありません。
反対に、 気になる情報が見つかったとしても、 その情報だけを見てこの記事から 「住宅ローンは絶対無理」と断定することもできません。
住宅ローンでは、 信用情報だけでなく、 現在の収入、 勤務状況、 既存借入、 希望借入額、 自己資金、 購入する住宅など、 複数の条件を整理する必要があります。
・年収、所得
・勤務先
・勤続期間
・雇用形態
・現在の借入残高
・毎月返済額
・自己資金
・希望する住宅価格
・必要な住宅ローン額
以前住宅ローンに落ちた方は「前回の条件」も確認する
過去に住宅ローン審査へ申し込み、 一度否決された経験がある場合は、 信用情報だけでなく前回の申込条件も整理します。
・どの住宅ローン商品だったか
・物件価格はいくらだったか
・借入希望額はいくらだったか
・当時の年収はいくらだったか
・当時どのような借入があったか
・現在と勤務状況は変わっているか
信用情報機関へ本人開示をしても、 前回の金融機関が住宅ローンを否決した理由そのものが記載されるわけではありません。
全国銀行個人信用情報センターも、 本人開示は金融機関の審査結果の理由を特定するものではないと明記しています。
信用情報を確認したら「河内長野市でどんな家に住みたいか」へ戻る
ブラックや信用情報について調べ続けると、 いつの間にか 「住宅ローンに通ること」 そのものが目的になってしまうことがあります。
しかし、 本来の目的は住宅ローンを組むことではありません。
河内長野市で、 自分たちが暮らしたい住宅を購入することです。
河内長野市は、 南海電鉄と近鉄の2路線が利用でき、 河内長野駅では南海高野線と近鉄長野線が接続しています。
市公式サイトでも、 南海・近鉄の2路線が通り、 大阪都心から電車で約30分というアクセスを市の特徴として紹介しています。
・河内長野駅へのアクセスを重視するか
・南海高野線を利用するか
・近鉄長野線を利用するか
・駅徒歩何分まで考えられるか
・新築だけでなく中古戸建も見るか
・中古マンションも候補にするか
・必要な部屋数
・駐車場は何台必要か
・住宅の広さと駅距離のどちらを優先するか
例えば、 最初は駅徒歩10分以内の新築4LDKを希望していたとしても、 家族が本当に欲しいものが 子ども部屋、 駐車場2台、 広いリビングなら、 中古住宅や駅距離を広げることで候補が変わる可能性があります。
現在の状況を確認したうえで、
「今の自分たちなら、 河内長野市でどんな住宅購入を考えられるのか」
という家探しへ戻るためです。






コメント