藤井寺市で住宅購入を考えているけれど、 昔の支払い遅れが気になっている。
クレジットカードの引き落とし日に 口座残高が足りなかったことがある。
車ローンの返済が遅れたことがある。
スマートフォンの料金を 払い忘れたこともある。
そんな経験があると、 住宅ローンを申し込む前に、
「昔の延滞が原因で審査に落ちるのでは?」
と不安になる方もいると思います。
まず確認したいのは、
何の支払いだったのか。
いつ頃だったのか。
どの程度の遅れだったのか。
現在その契約はどうなっているのか。
という具体的な事実です。
「延滞したことがある」 という一言だけでは、 現在の信用情報の状態までは分かりません。
この記事では、 支払い遅れと信用情報の関係、 携帯電話料金で注意したいこと、 現在の借入、 本人開示、 住宅ローンを申し込む前に整理したいポイントまで 順番に解説します。
支払い遅れが一度あれば住宅ローンに通らない?
まず避けたいのが、
「過去に一度でも支払いを遅らせた人は、 住宅ローンを組めない」
という一律の考え方です。
信用情報には、 ローンやクレジットの契約内容、 残高、 返済・支払い状況などが登録されます。
しかし、 住宅ローンの審査を行うのは 信用情報機関ではありません。
実際の審査は金融機関や保証会社等が行い、 年収、 勤務状況、 現在の借入、 信用情報、 借入希望額など、 複数の条件が関係します。
「もう払ったから絶対に大丈夫」
どちらも、 それだけで住宅ローンの結果を断定できるものではありません。
まず、 自分が気にしている支払いについて 具体的に思い出します。
「延滞した」という記憶を具体的に分けてみる
例えば 「昔カードを延滞した」 と相談された場合でも、 内容は人によって違います。
・何の支払いだったか
・支払日はいつだったか
・どの程度遅れたのか
・その後いつ支払ったのか
・同じような遅れが複数回あったか
・現在もその契約を利用しているか
・残高は残っているか
数年前のことで 正確に覚えていないこともあります。
その場合、 記憶だけで 「自分はブラックだ」 と判断する必要はありません。
必要に応じて、 信用情報機関の本人開示を利用し、 現在登録されている情報を確認する方法があります。
信用情報には支払い状況も登録される
CICでは、 クレジットやローンについて、 契約内容だけではなく、 支払い状況に関する情報も保有しています。
例えば、 残債額、 請求額、 入金額、 入金履歴、 異動の有無、 異動発生日、 延滞解消日、 終了状況などです。
JICCでも、 契約内容だけでなく、 入金日、 入金予定日、 残高金額、 完済日、 延滞等の返済状況に関する情報を取り扱っています。
昔のことが曖昧なら、 現在の情報を確認した方が 住宅購入を整理しやすくなる場合があります。
CICの「異動」とは何を指す?
信用情報について調べていると、 「異動」という言葉を見かけることがあります。
CICの開示報告書では、 返済日より61日以上または3か月以上の支払遅延、 保証履行、 破産など一定の状態について 「異動」と表示されます。
つまり、 「一度引き落とし日に間に合わなかった」 という話と、 CIC上で「異動」と表示される状態を まったく同じ意味で扱うのは正確ではありません。
金融機関等は信用情報その他の条件を踏まえて 審査を行います。
携帯電話料金の延滞はどう考える?
住宅ローン相談で 不安になりやすいものの一つが、 携帯電話の支払いです。
ここでは、
「携帯代を遅らせた=すべて信用情報へ同じように登録される」
と考えないことが重要です。
JICCによると、 通話料金等のみであれば 割賦商品に含まれないため、 その未払い情報はJICCには登録されません。
一方で、 携帯電話本体を分割購入している場合は 割賦料金として扱われ、 延滞基準に該当すれば 延滞情報が登録されます。
また、 通信料金をクレジットカードで支払っている場合には、 クレジットカード側の支払い状況が関係する場合があります。
・通話、通信料金だけだったのか
・スマートフォン本体を分割購入していたのか
・クレジットカード払いだったのか
・いつ頃の支払いだったのか
・現在その契約がどうなっているのか
単に 「携帯代を遅らせた」 という記憶だけではなく、 何の代金だったのかまで確認します。
税金や公共料金の支払い遅れも全部信用情報に載る?
これも誤解されやすいポイントです。
JICCでは、 公共料金や税金を 口座引落し等で直接支払っている場合、 その支払情報はJICCには登録されないと案内しています。
ただし、 公共料金等をクレジットカードで支払っており、 そのカード利用代金の支払いを延滞した場合には、 クレジットカード側の延滞情報が登録される場合があります。
支払方法や契約内容まで確認することが大切です。
昔の延滞だけでなく「今の借入」も確認する
昔の支払い遅れが気になっている方ほど、 過去だけに意識が向きやすくなります。
しかし住宅ローンを考えるなら、 現在の借入状況も重要です。
・自動車ローン
・教育ローン
・カードローン
・キャッシング
・クレジットカードの分割払い
・リボ払い
・その他のローン
ここで確認したいのは 借入残高だけではありません。
毎月いくら返済しているのか まで整理します。
例えば【フラット35】では、 住宅ローン以外の自動車ローン、 教育ローン、 カードローン、 キャッシング、 商品の分割払い、 リボ払いなども含めて 総返済負担率を確認します。
【フラット35】では、 年収400万円未満なら30%以下、 年収400万円以上なら35%以下が 総返済負担率の基準です。
すべての民間金融機関が 同一の基準で審査するという意味ではありません。
昔の支払いを覚えていないなら信用情報を確認する方法がある
「5年くらい前だったと思う」
「何回遅れたか覚えていない」
「カード会社の名前も曖昧」
という場合もあります。
そのようなときは、 CIC・JICC・全国銀行個人信用情報センターなどの 本人開示を利用して、 現在登録されている自分の信用情報を 確認する方法があります。
ただし、 各機関は別の信用情報機関です。
CICだけ開示すれば JICCや全国銀行個人信用情報センターの 登録情報まですべて確認できる、 というものではありません。
現在登録されている事実を確認し、 住宅ローンを考えるための材料を整理することです。
信用情報は「一生残る」とも「○年経てば必ず大丈夫」ともいえない
延滞について検索すると、 「5年」 という数字を目にすることがあります。
CICのクレジット情報は、 契約期間中および契約終了後5年以内が 保有期間とされています。
JICCでも、 2019年10月1日以降の契約について、 契約内容や返済状況等は 契約継続中および契約終了後5年以内とされています。
ただし、 ここで注意したいことがあります。
情報の種類や契約状況によって 登録期間の考え方は異なります。
また、 信用情報の保有期間と 金融機関による住宅ローン審査は別の話です。
だからこそ、 昔の記憶から経過年数だけを数えて 住宅ローンの可否を判断するのではなく、 必要なら現在の登録情報を確認します。
住宅ローン審査前に整理しておきたい7項目
支払い遅れが気になっている場合も、 延滞だけを確認して終わりではありません。
何の支払いを、いつ頃遅らせたのか。
② 現在の信用情報
必要なら本人開示で現在の登録状況を確認する。
③ 現在の借入
車ローン、カードローン等の残高を整理する。
④ 毎月の返済額
住宅ローン以外に毎月いくら返済しているか。
⑤ 年収・所得
現在の収入状況を確認する。
⑥ 勤務状況
勤務先、勤続期間、雇用形態等を整理する。
⑦ 住宅購入希望額
いくらの住宅を購入し、いくら借りる必要があるのか。
こうして整理すると、
「昔延滞したから不安」
という漠然とした状態から、 具体的に何を確認すればよいのかが 見えやすくなります。
すでに住宅ローンに落ちている場合は前回の条件も振り返る
もし、 すでに住宅ローンの事前審査に 落ちたことがあるなら、 過去の延滞だけを原因と決めつけないことが重要です。
前回の申込みについて、 物件価格、 借入希望額、 年収、 勤務状況、 現在の借入、 自己資金なども振り返ります。
本人開示をして気になる情報があったとしても、 それだけで 「前回の否決理由はこれだった」 と断定することはできません。
支払いの不安を整理したら、藤井寺市での住宅探しへ戻る
住宅ローンのことを調べ続けていると、 延滞、 信用情報、 異動、 審査という言葉ばかりが 頭に残ってしまいます。
でも、 住宅ローンを利用する目的は ローンそのものではありません。
藤井寺市で住みたい住宅を購入することです。
藤井寺駅周辺で 通勤や買い物の利便性を重視したい。
土師ノ里方面まで比較して 戸建てを探したい。
道明寺方面も含めて 住宅の広さや駐車場を優先したい。
新築だけでなく 中古戸建も見てみたい。
駅への近さを重視するなら、 中古マンションも比較したい。
・新築か中古か
・戸建てかマンションか
・駅徒歩何分まで許容するか
・何LDK必要か
・駐車場は何台必要か
・藤井寺駅周辺に限定するか
・土師ノ里・道明寺方面まで広げるか
・購入後にどれくらい生活余力を残したいか
住宅ローンの条件を確認することは、 住みたい家を諦めることと同じではありません。
何を絶対に残したいのかを決め、 住宅ローンと物件の両方を 現実的に組み直していきます。
支払い遅れが気になる方に、株式会社藤原不動産ができること
株式会社藤原不動産が、 信用情報を書き換えたり、 正しく登録されている情報を 自由に削除したりすることはできません。
住宅ローンの承認を保証することもできません。
そのうえで、
「昔の延滞が気になるけれど、 何から確認すればいいか分からない」
というところから、 住宅購入全体を整理することはできます。
・何の支払いが気になっているのか
・いつ頃の支払いだったのか
・現在どんな借入が残っているのか
・車ローンやカードローン等の毎月返済額
・必要に応じた信用情報の本人開示
・現在の年収、所得、勤務状況
・過去に住宅ローンへ申し込んだことがあるか
・現在の自己資金
・住宅購入に必要な借入額
・購入後にも無理なく続けられる住宅費
・藤井寺市でどのエリアまで比較するか
・新築、中古戸建、中古マンションのどこまで候補にするか
延滞のことだけを確認して 終わりではありません。
現在の条件を整理したら、
「それなら藤井寺市で、 どんな住宅購入を考えられるのか」
まで戻って考えます。
まとめ|昔の延滞だけで「家は買えない」と決めない
クレジットカードの支払いを遅らせた。
携帯電話の支払いで心当たりがある。
車ローンの返済が遅れたことがある。
そんな経験があると、 住宅ローンが不安になるのは自然です。
しかし、
「昔支払いが遅れた」
という記憶だけで 住宅ローンの結果を決めることはできません。
何の支払いだったのか。
いつ頃だったのか。
現在その契約はどうなっているのか。
今どんな借入があるのか。
必要なら信用情報に何が登録されているのか。
そして、 住宅ローン側の条件を整理したら、 もう一度住宅へ目を向けます。
藤井寺駅の近くで暮らしたい。
土師ノ里方面で戸建てを探したい。
道明寺方面まで比較したい。
子ども部屋が欲しい。
駐車場が欲しい。
家族で過ごせるリビングが欲しい。
分からなかったことを整理して、
「今の自分たちなら、 どんな家を考えられるだろう」
という住宅購入へ戻るためです。






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